2013年8月19日  HONDA FORZA



ピッチレスコート



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右ハンドルフレームのサビ落とし!

 




     こちらは右側のハンドルフレームになります。

     では仕上げて行きますね。





     これが仕上げ前の状態です。

     かなりのサビでしょ。
     このサビを取り除くのに使うのは竹串です。

     竹串は弾力性があるので仕上げに持って来いの逸材との事です。
     そして竹には油成分が含まれているので摩擦軽減に効果があるから使い便利との事を師匠から
     学びました。

     色々な経験で皆さんへアドバイスできる知識とテクニックを師匠から只今もこれから先も学び
     習得します。
     バイクの美観ケアを一層楽しめるようにアドバイスさせて頂きます。

     些細なことでも遠慮なくお問合せ下さい (^^)/





     ど~んとアップにしました。

     この写真で皆さんに確認して頂きたいのが何本かの溝になった磨き傷が既に入っている事です。
     判り難いかも知れませんが仕上がった写真で溝キズがしっかり現れますよ。

     多分この溝になった傷は以前にサビを取ろうとして固い物で擦った削り傷かも知れませんね。
     細野推理です ・・ 今、探偵気分になっています (^o^)

     では仕上げて行きます。





     ピッチレスコートを竹串に付けて磨き始めました。

     竹串の持ち方で力配分が変わります。
     優しく磨く事も出来ますし、反対に力入れる磨き方もできます。

     先ず肝心な事は最初に優しく磨き出すことです。
     その理由は、どれくらいの加減で竹串を押さえて擦ると
     サビが取れ出すのかの確認をする事です。

     そして徐々に押さえを強めてサビの落ち具合を見ます。
     無理なくサビが落ちる竹串の押さえ加減を見つけましょう。

     必要以上の押さえ方はしない仕上げ方が素材に一番優しい
     仕上げ方になります。





    竹串で擦っていますからぼやけた写真で申し訳ありません (>_<)

    でも仕上げている部分が素材の元色になり出したのが確認できます。
    少しづつですがサビが取れていますよ。


    ピッチレスコートのキャップにピッチレスを半分くらい入れています。
    そこに竹串を浸けては素材磨きをします。

    サビが素材の表面に突起状になって浮いていますから竹串で擦るとプチプチと音がして引っかかります。
    そのプチプチ音と引っかかりが無くなるとサビが取れていますよ。



    簡単に取れるサビもあれば、なかなかスンナリ取れないサビもあります。
    頑固に付いているサビは一気に無理をして取ることをしません。

    数日ですがそのまま放置します。
    その放置した間、ピッチレスコートが素材とサビの隙間に浸透します。
    そうなると取れやすくなります。

    数日してから再度仕上げを繰り返しましょう。
    放置する前より取れやすくなったのが実感できますよ。

    




     ちょっとピッチレスコートで素材表面が判りませんが確実にサビが落ちています。

     ピッチレスコートとサビが混じってご覧の様にピッチレスがグレー色になっています。
     この様な色になってもそのまま継続して仕上げを行って下さい。





     この写真は仕上げ部分の変化がよく判ります。

     竹串とピッチレスコートだけの仕上げ方でこのような状態にまでなりました。





     じゃ~ん!

     サビが落ちて素材自体がこの様に輝きました !(^^)!

     溝になって削ったキズが現れました。
     竹串の仕上げは、ご覧の溝キズがある縦方向ではなく逆の横方向で擦りました。

     横方向に竹串で磨きましたが傷が入るどころかサビが落ちてきれいな艶光りになりました。
     ピッチレスコートと竹串があれば誰でもこの仕上げが出来ますよ。

     是非、バイクのサビ落としをして愛車をピカピカに輝かせて下さいネ。
     遊び気分でお手入れを楽しんで下さい。


     サビ落としをされる方はピッチレスコートご注文の際に 「サビ落としの竹串必要」 と
     お知らせ下さい。

     


(^^)/ 細野カーぴか アドバイス 

サビ落としには角ばった竹串を使います。



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