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P8コートで仕上がった上側の半分とまだ手付かずの下側半分を見比べると違いがクッキリしていますね。
そして目に見えない効果があります ・・ それはステッチになります。
P8コートが染み込むと糸が強くなります。
愛車のバイクを長く良いコンデションで維持される場合はP8コートにそういう効果があるのを記憶下さいね。
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さぁ~それでは残りの半分を仕上げましょう。
シートの段差になった溝奥までP8コートを塗り込みましょう。
この場合はスポンジを押し込んで塗りますよ。
スポンジの角端を溝奥に押し込みながら塗ります。
更に奥の底辺までP8コートを染み込ませるには
歯ブラシや筆を使います。
スポンジが届かない底辺などの塗り込みに役立ちますよ。
使い易い歯ブラシ、筆を数種類備えておきましょう。
必ず色々な箇所の仕上げに役立ちますからね。 |
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平面状の表面はスポンジの形が変わることなく重複して塗り伸ばすと綺麗な仕上がりになります。
ただし、レザー素材が色褪せてザラザラの質感になっている場合は
レザーに潤いを与える為にP8コートの量を増やして染み込ませる仕上げ方になります。
一度仕上げてから少し時間を置いてムラが出ているかを確認しましょう。
ムラになって色が整ってない状態の場合は改めてP8コートを上塗りする仕上げ方になります。
削れた部分がある場合は色が整いませんよ。
傷などの修復は無理です。
溝になった部分のP8コート塗り込み仕上げの場合は歯ブラシ、筆を使って塗り込みましょう。
その後にスポンジが入る部分まで撫ぜる仕上げ方をしても構いませんし
スポンジ撫ぜ無しにタオル拭きで仕上げをしても構いませんよ。
要するに綺麗になって色が整えばOKという事です。
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P8コートを塗り終えた状態です。
綺麗に見えるでしょ ・・ でもまだタオル拭きが終わってませんから
完全な仕上がりではありませんよ。
さぁ~それでは最後の仕上げとしてタオル拭きで汚れが混ざったP8コートの余剰液を取り除きます。
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平らな表面は上の資料写真にあるように
タオル拭きで仕上がっていますが
肝心なのはステッチや窪んだ部分に残った汚れです。
どれだけの汚れが取り除けたのかが
判るように綺麗なタオルを使って仕上げてもらいました。
見えない部分にはこれぐらいに汚れが
有ったとということですね。
タオル拭きは好きなようにして頂ければ良いですが
上2枚のタオル拭き写真を参考にして見て下さい。
指先での摘まみ拭きがお勧めです。 |