- 仕上げ前の状態です -
|
 |
 |
 |
 |
4枚の写真で仕上げる前の状態とレザー素材の質を見ていただきました。
P8コートを使っても仕上げる事が出来ますが
この手のレザー色の汚れ落としにはP113が適しています。
ただP8コートを使った方がステッチの糸を強く出来ますがP113はあくまでも汚れ落としだけの効果になります。
ステッチの縫い糸を強くして劣化防止効果を得るにはP113で仕上げてからP8コートで仕上げて下さい。
P8コートを使ってもテカ光りするような仕上がりにはなりませんからご安心までに。
|
バッグの右側半分をP113で仕上げたところです。
色濃くなっていますが乾くと仕上げ前の
左側に近い色合いになりますよ。
では汚れ落としを兼ねたレザーバッグの
クリーティング ・ ケアを下の写真で見て行きましょう。
ちなみにP113を使えば
バイク用バッグ以外のレザー製品のお手入れにも使えます。 |
 |
|
 |
P113で仕上げた上の写真で見る色濃くなった状態から
これから仕上げる時点で4分しか経っていませんよ。
それくらい早くP113は乾きます。
仕上がり状態を即刻確認できますから便利です。
思ったよりも汚れが残っている場合は
再度仕上げる事が直ぐに出来るということです。
先ず始めにP113を上部から下部へ吹き付けます。
汚れが浮いて下へ流れ落ちてきます。
再度上部からP113を吹き付けると残っていた汚れが
再び浮いて下部へ滴り落ちてきます。 |
 |
 |
|
汚れが混ざったP113液を歯ブラシを使って
軽くブラッシングしながら上部へ更にP113を吹き付けます。
P113が乾かないようにするのと
汚れを更に浮かせてブラッシングで落としやすくする為にです。
多くて3~4回この繰り返しをする仕上げ方です。
滴り落ちて来るP113をタオルを敷いて受け止めましょうね。 |
 |
 |
 |
仕上げの最中にタオル拭きを合間に取り入れて下さい。
P113の付着量が少ない部分は早く乾きますから汚れを簡単にタオルで吸い取るのに
合間のタオル拭きはお勧めです。
左側の仕上げ前に色が濃くなって見えていた右側部分が乾いているのが判りますでしょ。
このタオル拭きの時点で6分経過しただけです。
仕上げの資料写真のデータでお伝えしております。
|
 |
右側共に左側も仕上がりました。
仕上げた左側は上の写真で見たように
色濃くなっていますが直ぐに右側と同じ色合いになります。
ムチャクチャ簡単な仕上げ方でしょ。
染料が落ちて変色するようなことが無い
レザー素材のクリーティング仕上げになります。
それとレザーが硬化してひび割れの原因に
なることはありませんよ。 |