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今回が初仕上げですから写真の量でお手入れします。
このバイクの面積なら写真の量を2回くらいに分けて仕上げます。
きれいな状態でも初回仕上げの場合は
保護膜をしっかり作る為に少し多目の量を使いましょう。
アフターケアの場合は
多くても写真の量、又はもう少し少ない量で仕上げますよ。
勿体無いので使い過ぎに注意です (^^)
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写真のスポンジをご覧下さい。
この仕上げは、汚れ落とし、水垢落とし、傷消し仕上げではありませんから使い込んで黒ずんだスポンジ面に
ピッチレスコートを付けて仕上げます。
使い込んだスポンジ面は、きれいな面に比べて柔らかくなっていますからきめ細かい保護膜作りが出来ます。
新しいスポンジを使う場合は、ヘッドライト、テールライト、ウインカーなどを使ってスポンジにピッチレスコートを
多目に付けて擦ります。
擦る事でスポンジ表面の突起、ざらつきが和らぎます。
仕上げ前の準備で何度か使用したスポンジをウォーミングアップするのは軽く撫ぜる方法です。
新しいスポンジの場合は、撫ぜるのでは無く! ・・ 「擦る」 準備になりますから間違わないで下さいね (^^)/
上の文章では突起を和らげると表しましたがスポンジ面の硬さを和らげるという言い表し方にもなります。
使い易いスポンジでお手入れをしましょうね。
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車に比べてバイクの場合は平面が無いので
写真で見る指の第一関節から指先の部分を多く使う事になります。
写真では仕上げ前の準備として
ヘッドライトを使ってウォーミングアップをしています。
上の写真でスポンジに付けたピッチレスコートを
指の第一関節辺りまでスポンジ面に付くように塗り伸ばしています。
「縦 ・ 横 ・ 円」 を使って撫ぜる塗り広げ方をしていますよ。 |
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仕上げ前の準備が終わると
ヘッドライトに近い部分から仕上げて行きましょう。
写真ではすぐ上の部分から仕上げを始めました。
車の仕上げと同じように右でも左でも
構いませんから一周回りの順序で仕上げて行きましょう。
そして元の位置にまで帰って来ると終了です。 |
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この様に段差や曲がった部分の仕上げには角スポンジを使うと仕上げが簡単ですよ。
スポンジの角を押し当てて溝の奥までピッチレスコートを塗る仕上げ方ができます。
段差の端にもスポンジの角を押し当てる便利な使い方ができます。
丸形スポンジよりも仕上げが楽に出来るのが角スポンジの使い勝手が良い特徴になります。
写真で見るこの様な部分も 「縦 ・ 横 ・ 円」 を描いて隙間が生じないようにピッチレスコートを塗ります。
重複しながらスポンジで軽く撫ぜているとピッチレスコート膜が無くなっていきます。
ピッチレスコート膜がスポンジに戻って来た訳です。
これが 「スポンジ戻し」 という仕上げ方です。
仕上げている部分が見えるようになると仕上がり状態がその時点で確認できますから超便利な仕上げ方です。
仮に白いピッチレスコート膜が残っていると、どのような状態になっているのか判りませんからね (>_<)
スポンジ戻しを使って仕上げと同時に出来栄えを確認チェックしましょう (^^)/
スポンジ戻しを上手くするコツは軽くスポンジで撫ぜるだけです。
できるだけ力を抜きましょうね !(^^)!
仕上がり状態が確認できるようにするとタオル拭きがほとんど必要無いくらいに簡単に出来ます。
サッサと一撫ぜ、二撫ぜするような触れ方で仕上げる事ができますからね。
ゴシゴシ擦らないのは塗装に優しいお手入れになりますよ♪
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