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仕上げ前の状態が上2枚の写真です。
汚れた状態でも水洗いをすることなくピッチレスコートの直塗りで仕上げます。
この程度の汚れならわざわざ水洗いをする必要はありません。
おまけに傷が入るような仕上げにもなりませんよ。
この様な小さい面積の仕上げには
ピッチレスコートを写真右のようにスポンジの隅の方に付けてから塗ります。
指先でスポンジ撫ぜすように磨きます。
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先ずはピッチレスコートを全面に塗りました。
次に
「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えたスポンジ撫ぜをして行きます。
この時点で汚れと共に取れる錆は落ちます。
残る錆は後からの仕上げで落とします。
それでも落ちない錆は後日の仕上げに繰り越します。
頑固な錆びは徐々に落として行きましょう。
ではピッチレスコートをボトル蓋に注いで
歯ブラシに再々付け足しながら錆落としをしますよ。
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ネジの周りのくぼみ、 歯ブラシが見えている部分の
段差などの汚れや錆は歯ブラシを使ってブラッシングします。
落としやすいので歯ブラシを利用しましょう。
タオル拭きでネジのくぼみに残った
ピッチレスコートの乾燥膜を取り除くには
乾いた歯ブラシでブラッシングすると簡単に除去できます。
この仕上げに使うのは
ピッチレスコートは勿論のことで歯ブラシと
拭き取りタオルだけです。 |
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錆が見えている部分は他と比べて軽いスポンジ塗りをした箇所です。
擦らずに軽くスポンジで撫ぜただけではこれくらい錆が残りました。
傷も目立っていますね。
ではもう一度ピッチレスコートを塗って少しゴシゴシとスポンジで擦ります。
その結果が下で見る写真です。
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このような状態に仕上がりました。
それとネジにまだまだ錆が残っていますね。
仕上げを何度か重ねる事でかなり好転しますから根気を持って仕上げを行いましょう。
右側に線状の磨き傷というか擦り傷が見えています。
この傷はピッチレスコートで仕上げてもこれくらいが限界です。
でも ・・でもです。
もう少しピッチレスコートでスポンジ擦りをして好転するか試してみました。
その結果が下の写真です。
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まだ多少なりとも傷は見えていますがここまでが限界です。
でもスポンジを使った手掛け仕上げでここまで出来るんですから充分な結果だと思います。
是非、皆さんも2~3回はチャレンジして見て下さい。
それではもう片側のミラーを同じ工程で仕上げましょう。
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フラッシュ撮影での状態
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フラッシュ無しで見た状態
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仕上げ前の状態です。
今まで見てもらった右側のミラーと同じ仕上げ方で手掛けます。
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右側のミラーと同じように端側を残して錆と傷を見てもらっています。
同じくこの部分に、もう一度ピッチレスコートでスポンジ擦りを行います。
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ピッチレスコートを少し多めに塗りました。
スポンジにもまだピッチレスコートが染み込んで残ってますから
新たにスポンジにピッチレスコートを付け足さずにそのままの状態で擦ります。
もちろん 「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えての擦り方です。
下の写真が結果です。
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この様になりました。
クッキリした色艶を含む仕上がりになりました。
やっぱり光物は輝いてなければね。
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艶もそうですが保護膜質感が何とも言えないくらいにタオルで拭くと気持ちが良いですよ。
マッタリ質感の保護膜ですからタオル拭きの時に手の平に伝わる
感触に思わずニッコリして下さい。
サビ防止、劣化防止、腐食防止効果発揮の保護膜になります。
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