 |
パッと見ると綺麗な黒に見えるでしょう。
ところが ・・ ところがですよ。
近くに寄って見ると擦り傷とういか磨き傷が線状になって
黒色塗装全体にブシブシ入っている状態です。
少し離れたところから見るのと
近くで見るのとは全くの違いがあるということです。
さぁ~それでは
この線傷が少しでも目立たなくなるように
ピッチレスコートを使ったスポンジ撫ぜで改善しましょう。 |
|
|
 |
 |
- ここで言う傷消し仕上げとは -
塗装を削って傷を取り除くのではなく
洗い傷にしても磨き傷にしても線状になった傷の溝を埋めて目立たなくすることです。
ピッチレスコートをスポンジ塗りで埋めるということです。
削るという塗装に悪影響を及ぼすことが無い手入れの方法とご理解下さい。
スポンジ撫ぜだけの仕上げ方で線状のキズが目立たなくなることから
まるで傷が消えたようになるので傷消し仕上げと言い表しています。
ただし線傷は100%完全には消えたようにはなりません。
幅広、深みの溝になった傷はかなり目立たなくはなりますが多少は見えますよ。
重ねて傷消し仕上げを誤解の無いようにご理解下さい。
|
|
 |
ピッチレスコートのスポンジ塗り仕上げの開始です。
写真で見える部分だけを先に仕上げます。
左右の部分と変化の違いを見比べでみましょう。
下にある3枚の写真で変化が見れます。
この様な小さな面積の仕上げでもスポンジで
「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えて塗っています。
隙間が出来ないように完全に塗り広げる事で
綺麗に整った色艶に仕上がるからです。
ムラにならない仕上げ方になります。 |
- ピッチレスコートを使う前に必ず行う基本 -
先ず使う前にピッチレスコートボトルを上下に軽く2~3回振ります。
まさかと思いますが ・・ ボトルのフタが閉まったままで振りますよ。
フタを開けたまま上下に振ると中身が飛び散りますから、そりや~もうてんやわんやですよ (笑)
液体のピッチレスコートは振って中身を空気と混ぜ合わせる事で効率力がアップします。
汚れ除去など色々と効果がアップするということです。
それからボトル口にスポンジを当て上下に一振りするとピッチレスコートの一付けになります。
この量で仕上げて行きます。
このタンクの面積なら一付け位の量で仕上げる事が出来ますよ。
多くても二付けすると十分過ぎる量だと思って下さい。
|
|
 |
ピッチレスコートを軽くスポンジ塗りしただけでこの様になりました。
こんな状態に誰もが簡単に出来るので
ピッチレスコート仕上げが痛快に楽しめる事と変化にウキウキ気分になることでおもしろいわけです。
ピッチレスコートを使い慣れた人なら感動も今やそれほどではないでしょうが
初めて使った人はこの様な変化に感動ものですよ。
まるで自分自身がスーパー ・ テクニシャンになったような気分になって喜んでもらえます。
でもそれは錯覚であってようはピッチレスコート効果ですからね (笑)
また変化を目の辺りにして2~3歩退いて驚くのも良いでしょうし
インディアン踊りのようにスキップして愛車の周りを走り回っても良いですよ (笑)
えっ? ・・ 故郷の盆踊り風ですか。。。
それも良いでしょう ・・ 踊るなっと跳ねるなっと寝転ぶなっとお好きなように楽しんで下さい。
初仕上げの時に初変化を思いっきり楽しんで頂ければそれでいいですよ。
|
 |
少し近づいて見るとこんな状態です。
線傷が消えたように目立たなくなっているでしょ。
これがここで言い表している傷消し仕上げということです。
理解していただけたことでしょう。
塗装表面に白く浮いて見えているのがピッチレスコート膜です。
スポンジを押さえずに軽く指を乗せて 「縦 ・ 横 ・ 円」 で軽く滑らせると下の写真のようになります。
|
 |
どうでしょうか ・・ ピッチレスコート膜が無くなりました。
スポンジを押さえずに軽~く軽く滑らせるとピッチレスコート膜がスポンジに戻って来ます。
これをここでは 「スポンジ戻し」 と言い表しています。
このスポンジ戻しを使うと仕上げた部分の状態が一目瞭然に確認できます。
ピッチレスコート膜で見えない状態ではタオル拭きをしてから仕上がり確認をすることになりますよね。
このスポンジ戻しを使うことで仕上がり状態をタオル拭き前に確認出来る事で
ムラや傷をチェックして再度スポンジ仕上げをすることができます。
言うなれば二度手間省きになる効率の良い仕上げ方が出来る事になります。
スポンジ戻しを多用して下さい。
これが出来ると便利な仕上げ方としてまた感動しますよ。
感動した時は ・・ えっ、もう二度まで言うなってですか。
こりやぁ~またまた余分な事を言うところでした ・・ 失礼いたしやした (御免ちゃい)
でも友人、知人、親戚、従妹はとこ、プーチンまで電話くらいしましょうね。
スポンジ戻しが出来たと!
ひとしよの喜びは貴方であって先方は迷惑でしょうが (笑)
|
|
 |
 |
では続けて黒色タンクの左側を仕上げます。
下の写真では仕上げた左側のタンクと仕上げ前の右側とを見比べて下さい。
|
 |
左側のタンクがこの様な状態になりました。
スポンジ塗りでピッチレスコートを塗り広げてからスポンジ戻しをしています。
写真で見る状態ではまだタオル拭きをしていませんよ。
スポンジ戻しをするとタオル拭きが必要無いくらいまでクッキリした状態にまでなります。
そんな状態にまで仕上がるということです。
でも最後は一拭き、二拭きくらいは軽くタオル拭きをします。
タオルを押さえずに軽く触れるという感じで滑らせます。
更に余分なピッチレスコート膜が取り除けますからね。
|
|
 |
次は右側のタンクを半分仕上げます。
写真で見えているスポンジから上の部分を
仕上げるので上下に分けて違いを見比べてみましょう。。
仕上げた部分と仕上がって無い部分との
色艶や線傷の変化を確認ください。
違いと変化が少しでも皆さんに伝わるように
このような資料でお伝えしております。
涙ぐましい努力で資料作成を行っている次第です (笑) |
 |
ちょうどライトが映り込んでいるところに磨き傷がよ~く見えています。
ライト下だと線傷がよく浮いて確認できるんですよ。
このホームページでは必ずライトが写り込んでいる部分を
確認資料として使っていますのでありのままを皆さんに伝えるようにしています。
ピッチレスコートで仕上げた上部は、かなり磨き傷が目立たなくなっています。
それと深みの黒色に変化しています。
ゴシゴシ擦るのではなく軽くスポンジ撫ぜでピッチレスコートを塗っただけでこれです。
だから誰にでも同じ仕上げが出来るのと共に同じ結果になります。
簡単でしょ。
「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えてピッチレスコートをスポンジ塗りするだけですから。
.
|
 |
では今度は反対のこちら側を見てみましょう。
タンクの真ん中に写り込んでいるライト部分だけに線傷が見えるくらいで
周囲の傷はかなり目立たなくなっています。
片や右下に見えるライト辺りは線傷がかなり目立って見えているでしょ。
これぐらいの差がある仕上がりになるということです。
では下の写真では、タンクの真ん中に見えているライトが写り込んだ
部分を真近かに寄って見てみましょう。
|
 |
このように傷が見えます。
ここまで近くに寄らないと見えないくらいに仕上げ前の状態が変化しました。
でも深い傷はこれくらいは見えるように残ってしまいます。
ただし少し離れて見ると傷が無いように目立たなくなります。
ここまで深みになる線傷が入らないように
塗装が良い状態の時からピッチレスコート ・ ケアをしましょう。
線傷防止になる手入れをお勧めします。
= スポンジ撫ぜの基本 =
「縦 ・ 横 ・ 円」
これがスポンジ撫ぜの基本です。
「円」 を描くと必ず台風の目のように空洞になる隙間が生じます。
この隙間を残さないように 「縦 ・ 横」 を使う訳です
隙間が出来ない塗り方になり、ムラ防止になり、色合いが整った仕上げ方になります。
線状の洗車傷、磨き傷、擦り傷も目立たなくなりますよ。
スポンジ塗りの参考までに。
|
|
|
 |
 |
既に入った磨き傷は完全には消すことが出来ませんがかなり目立たなくはなりますよ。
磨き傷が少ない内にピッチレスコート ・ ケアをお勧めします。
塗装は深みある色艶になると共に保護膜効果で色褪せ防止にも役立ちます。
大切な愛車の美観ケアを楽しみながら美観維持をして下さい。
|
|