 |
 |
|
|
 |
 |
上の4枚の仕上げ写真をご覧下さい。
これくらいのサイズのメーターレンズならピッチレスコートで仕上げます。
光物や塗装を仕上げる時に同時に手掛けましょう。
右下の写真で見るように直角部分にはスポンジの角を使って仕上げます。
仕上げ方の参考にして下さい。
さぁ~それではこのページのメインになる 「錆落とし仕上げ」 を始めましょう。
|
 |
 |
仕上げ箇所の真ん中にラインを表して区切りの境界線を引きました。
ラインから左側箇所が軽くピッチレスコートを掛けた部分になります。
ピッチレスコートをスポンジで軽く撫ぜてもこれくらいの状態で浮いた錆が残ります。
簡単に落ちる錆があれば頑固に固着している錆もあるのが確認できます。
この軽くスポンジで撫ぜる仕上げをしたのは試し塗りになります。
どこまでの錆が落ちるかの確認の為のものです。
この確認によって次の工程に移った仕上げ方で錆落としをして行くことの判断になるわけです。
ちなみにピッチレスコートを軽く塗ってもクッキリした輝きになりました。
ラインの左右で確認下さい。
まだ手付かずの左側はくすんだ状態になっていますからね。
それでは先にくすんだ左側を仕上げて行きます。
|
 |
写真に見るように
ピッチレスコートの量を増やして塗った状態の様子です。
スポンジ撫ぜはまだしませんよ!
このピッチレスコートの塗り方は 「押さえ付け」 です。
ピッチレスコートをスポンジに付けて
撫ぜるのではなく押さえて付けるとこの様な付き方になります。
ようは少し、そのままにして
ピッチレスコートを錆に染み込ませる為に行う
「付け押しであって付け置き」 です。
錆落としにはこの仕上げ方をします。 |
 |
 |
一度の仕上げでこれくらいまで好転しましたが、まだまだ錆は残っていますよ。
今回のこの仕上げ方は3~4分ほど 「付け押し ・ 付け置き」 しています。
スポンジ撫ぜとタオル拭きで2分くらいでこの状態にまでなりました。
「付け押し ・ 付け置き」 をしたからといって100%取り除ける錆もあれば完全には取り除けない錆もありますよ。
大方は一度や二度では落ちない錆の方が多いですが現状好転はします。
落ちない錆が残った場合は無理に取り除くことなく
期間を空けてから次回の手入れで少しづつ落とすようにしましょう。
綺麗な状態、そして無理やりに擦って磨き傷を入れない為に数回に分けて仕上げを行うことをお勧めします。
ピッチレスコートを使った場合に磨き傷が入る事は無いでしょうが念の為にお伝えして起きますね。
大切な皆さんの愛車ですから素材に優しいお手入れ方法として活用下さい。
|
 |
それでは今度は此方の左側を仕上げます。
更にピッチレスコートの量を増やした 「付け押し」 です。
こちらの錆の方が固まりが大きいので
敢えてピッチレスコートの量を増やしました。
ピッチレスコートが錆に染み込んで行くと
取り除きやすくなります。
スポンジ撫ぜの時に錆がオタマジャクシのように
尾ひれを引いたように線が生じます。
ピッチレスコートが染み込んでいる証です。 |
 |
 |
錆が頑固に固着している場合は一度の仕上げではこれくらいの状態だと思って下さい。
取り除こうとしても1度の手入れ時は2~3回くらいの仕上げで済ませるようにしましょう。
ピッチレスコートが染み込んで行くように少し期間を空けると良いでしょう。
その方が錆が落ちやすくなっていますよ。
あれ~? ・・ 初めての仕上げ時よりも落ちやすくなっていると実感していただけることでしょう。
ピッチレスコートはタオル拭きをして仕上げた後からでも染み込んで行きますからね!
錆を浮かせる効果があるということです。
|
 |
仕上げ前のこの状態がピッチレスコート仕上げで下の写真のようになりました。
☟
|
 |
 |
 |
 |
ブツブツとした錆が見えていますね ・・ こんな錆が固着していたわけです。
この部分は皆さんが判るように残しています。
それと元々入っていた線状の磨き傷は見てのように残っています。
金属系に入った傷は修復するのは無理ですよ。
このような傷が入らない仕上げ方をお伝えしました。
|
|