塗装は超デリケートな素材です。
できるだけ摩擦を無くして仕上げる事で磨き傷が入らない、磨き傷を増やさないお手入れができます。
ピッチレスコートの保護膜効果を上手く使いましょうね。
何年経っても、何十年経って綺麗な状態の塗装で維持できますよ (^^)/
スポンジに付けたピッチレスコートを塗装面に塗り広げます。
ピッチレスコートをちょっと塗り広げるだけの仕上げ方では
写真に見るような白い膜が塗装に浮いて残ります。
白い膜が残るとタオル拭きで取り除かないと仕上がり状態が判らない事になります。
そんな手間を掛けなくてもピッチレスコートの白い膜をスポンジで重複撫ぜすると消えて無くなります。
消えると言う事はスケルトン状態ですから塗装の状態が丸見えになるということですね。
そうなるとタオル拭きをしなくても仕上がり状態のチェックが出来る事になります。
この白いピッチレスコートの膜を消えたようにするには
スポンジから出来る限り力を抜いて優しく撫ぜる滑らせ方を重複してするだけです。
これを 「スポンジ戻し」 と言い表しています。
ピッチレスコートの余剰膜が消えたように無くなり仕上げ状態を簡単にチェックできます。
スポンジ戻しには新品のスポンジは不向きですよ (>_<)
ピッチレスコートが染み込んで黒ずんだスポンジが抜群に使い易いスポンジです (^^)/
汚れて黒ずんだからと思って粗末にすると究極の仕上げ方を味わえませんから
大切に保管して使い続けましょうね。
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