2019年 9月21日   YAMAHA SR 400



ピッチレスコート



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タンクの塗装仕上げ 1

 




ホコリが積もった仕上げ前の状態です。

水洗い無しにこのままスポンジにピッチレスコートを付けて仕上げます。
これくらいに積もったホコリなら水洗いをしなくても美観仕上げが簡単に出来るんですよ (^^)/

それでは下の写真からピッチレスコートを使った仕上げを見て行きましょう。





仕上げる前の準備としてスポンジにピッチレスコートを付けてヘッドライトでウォーミングアップをしました。
この前準備がスポンジ面にピッチレスコートを行き渡らせる事になります。

次にそのままの流れでヘッドライト、オレンジ色のウィンカー部分、メーター部分を仕上げました。
これでもまだピッチレスコートがスポンジ面には残っています。

このスポンジ面に残ったピッチレスコートの量を使ってタンクの塗装を仕上げます。

    




仕上げている部分とホコリが積もっている部分との違いが境界線でクッキリ見えます。

スポンジはある程度仕上げに使っていますから汚れて黒んでいますが
この黒ずんだスポンジにピッチレスコートが染み込んでいます。

この様にピッチレスコートが染み込んで黒ずんだスポンジなのですが
メッチャ使いやすいスポンジに変化しているんですよ。

それほどまでにスポンジが別物のように変化します (*^^*)
ピッチレスコートをお使いの皆さんは、この変化を誰もが体験できます。

同じスポンジなのにこれだけ変化するんだなと実感していただけますよ (?_?)



その様に変化したスポンジを使って 「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えた撫ぜ方で仕上げています。
「縦 ・ 横 ・ 円」 を交えるスポンジ塗りをすると 「隙間」 が出来ないので綺麗な仕上げ方ができます。

綺麗な仕上げ方とは、 「ムラが無い」 「色違いが無い」 「傷消しが出来る」 ということです。
ここでお伝えしている傷消しとは、細い線状になった磨き傷の事です。

しれでは角度を変えて塗装の仕上げり状態を見てみましょう。





この角度から見るとこの様な違いになっています。

ピッチレスコートを塗った部分と
これから仕上げるホコリが積もった部分とではこれだけ違います。

これから仕上げる部分にはホコリが積もってくすんでいるのが判ります。
それに細かな線傷が浮いて見えています。

ピッチレスコートを塗るとこの線傷が目立たなくなりますから面白く遊べちゃうんです。
遊び感覚で出来るお手入れ程おもしろいものはありませんよ。

では続けて下の写真で見てゆきましょう。





角度を変えて見るとこの様な状態です。
くすみと線傷が見えます。

更に角度を変えて下の写真で見てみましょう。





この様な細かな線傷が消えたようになりますから
ピッチレスコートを使った仕上げは誰もが面白くてついつい夢中になるくらいに遊べるわけです。

楽しめないお手入れなんてつまらないですからね。





更にさらに角度を変えて見てみるとこの様な色艶になっています。
深みの色艶です。

水洗い無しにピッチレスコートを塗ってもホコリや汚れはスポンジに取り込まれますから
塗装には残らない仕上げ方が出来る事になります。

この続きは 「タンク仕上げ  でご覧下さい。



(^^)/ バイクぴかぴか アドバイス 

スポンジに取り込まれた汚れは、今度は軍手に取り込まれますよ。



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