デリケートな素材のカウルですから使い込んだスポンジ面で仕上げます。
写真ー左のように適量のピッチレスコートを付けて塗り広げます。
細かな線傷が消えて透明度ある仕上がりになります。
仕上げの過程を説明する前にスポンジについてお伝えしておきますね (^^♪
♪ スポンジについて
見てのようにまだ片面しか使って無いスポンジですが今回はこのスポンジでカウル仕上げを行います。
仕上げる前に右写真のスポンジを見て下さい。
半分辺りまで黒くなっている部分とピンク色が多くある部分との違いがハッキリ出ていますね。
黒くなっている部分はピッチレスコートが多く染み込んでいます。
ピンク色の部分は、まだまだこれから使い込むことでピッチレスコートが染み込んで行く部分になります。
ピッチレスコートが染み込んで黒くなったスポンジ面は粗さが無くなり使い勝手良くなります。
デリケートな黒色塗装、 アクリル素材やカウルのような素材仕上げに適しています。
更に、保護膜補充の薄塗りライト仕上げ向きになります。
それに肝心な 「スポンジ戻し」 には、このようにピッチレスコートが染み込んで黒くなった面を使います。
仕上げる素材との摩擦を生じさせない利点があるのが黒ずんだスポンジ面になりますよ (^^)/
一方、反対側のピンク色した面はまだ使って無い側になります。
ピンク色のスポンジ面には粗さがあります。
素材との仕上げに摩擦を生じさせることで使い勝手に欠けます。
力任せにゴシゴシ擦るスポンジ使いをすると
デリケートな黒色を含めた塗装やアクリル素材に擦り傷が入る恐れがあります (>_<)
少しでも弊害が生じないように粗さを取り除いたスポンジ面を使う訳です。
ピンク色のスポンジは主に水垢落としに使います。
摩擦が生じる事で酷い汚れを取るのに適しているからです。
スポンジの初使用の場合にウォーミングアップとして
ピッチレスコートをスポンジの何か所かに付けてヘッドライトやテールライトで 「前準備」 するのは
粗さを取り除く為の下準備です。
それを 「ウォーミングアップ」 とか 「前準備」 とかの表現で皆さんにお伝えしております。
それでは仕上げに進んで行きましょう !(^^)!
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